2級電気施工管理技士

受験資格

第一種電気工事士の免状の交付を受けたものは実務経験を問いません
第二種電気工事士の免状の交付を受けたものは実務経験1年

例えば学校に在学中に第二種電気工事士を取得して、または卒業と同時に第二種電気工事士の免状を取得すると、電気工事の仕事をして1年後には受験資格が得られます。19歳や20歳でも試験を受けられるように出来ます。

こうやって勉強する

学校で勉強した事を忘れないうちに試験を受けたほうが受かりやすくなると私は考えています。この時に、難しいと思うのが実地試験です。実地試験といっても実際に工事をしたりするわけではなく、あくまでも机上で施工体験を文字にして書きます。

・工程管理上、特に留意した項目を2項目選び簡潔に記述せよ
・安全管理上、特に留意した項目を2項目選び簡潔に記述せよ
・品質管理上、特に留意した項目を2項目選び簡潔に記述せよ
・施工計画上、特に留意した項目を2項目選び簡潔に記述せよ

このような問題が一番難しいと思います。少し現場に出たぐらいではわからないと思います。それでもよく考えるとわかると思います。要は、自分がこれらのことをこれからするときにどうするのかを考えれば良いのです。工程、安全、品質、施工、どれも重要です。実際に現場代理人として仕事をしていくうえでいつも気を使うところです。

・あなたがとった具合的な処置または対策を簡潔に記述せよ

これも実際にどうすれば良いのか、考えるとわかると思います。施工体験記述試験ですので、自分がしてきた工事から考えていく必要があります。1つの現場を終わらせたことがあれば、そこであったこと、工程、安全、品質、施工、全てをやってきています。やっていない現場はありません。

試験の前に全てをまとめられるようにしておけば、問題なく出来ると思います。3つくらいの現場をしていると、工程管理はこの現場のことを書こう、安全管理はこの現場を書こうとあらかじめ考えておくことが出来ます。実際に見てきたこと、先輩から教えてもらったこと、これを文章で表現する力をつければ受かります。

今後、現場代理人になったときには、施工計画書はじめ全てが書類の提出を求められます。そのために今から勉強しておく必要があります。

それの通過点が2級電気施工管理技士の試験です。

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